

11日の基本活動で炭焼きの材料を炭窯に詰めました。材料は床に垂直に立てて詰め、その上には燃料になる細い枝を天井までぎっしり詰め込みます。

12日朝7:00、窯の入り口で点火しました。夕方まで火を焚き続けます。


窯の中の温度が上がってくると、水蒸気の白い煙が炭窯の入り口と煙突の両方から勢いよく噴き出します。


16:30。窯の前で火を焚かなくても材料が燃え続ける「自燃」の状態になったら、空気穴だけ開けて窯の入り口を閉じます。帰り際に駐車場から炭窯の方を見ると、煙がかすみのようにたなびいてとてもきれいな眺めでした。


13日朝7:30。煙突から煙が出ていればひと安心です(煙が出ていなければ、窯の入り口をもう一度開けて火を焚くところからやり直し)。午後になると煙の様子が変わり(右の写真)、木酢液の臭いが強くなります。

14日朝7:30。煙がかなり少なくなってきました。もう少しです。


点火から50時間以上経過。煙が出なくなり、材料が完全に炭になったころを見計らってクドサシ(窯の密封)をします。入口に扉を取り付け、内側に土を入れて空気を遮断します。今年は扉を新調し、去年より土の量を増やして、より完全に密封されるようにしました。煙突も塞いで土を盛り上げます。これで炭焼きの作業は完了。あとは窯が冷えて炭ができるのを待つだけです。販売再開までもう少しお待ちください。