

今年も炭焼きのシーズンとなり、1回目の炭焼きが始まります。2/23に炭窯に炭の材料と燃料を詰めました。


2/24朝。きれいな雪景色の中、炭窯の前で火を焚き始めました。初めは順調でしたが、2時間ほどしてヌカ火発生(写真2枚目)。ヌカ火とは、窯内で発生したガスが焚口で引火して炎が噴き出すことで、あまり望ましい現象ではありません。


ヌカ火は30分ほどで収まりましたが、その後も蒸気が噴き出して火が消えそうになる(3枚目)など、いつもと違う現象の対応に追われました。その後は煙道温度が高めで推移し、16:30に面塗りしました(4枚目)。


2/25朝。煙突からは煙が出ていてひと安心でしたが、いつもなら付近に立ち込めている煙が少なく、早々に消えてしまいました。煙道温度はかなり高め。入口の粘土を塗り直したり、空気穴の大きさを調節したりして対応しましたが、3:00頃には煙がかなり少なくなりました(6枚目)。


2/26朝。煙はほとんど出ていません。煙道温度は通常レベルとほぼ同じになったので、そのまま見守りを続け、10:00にクドサシ(窯の密封)を行いました。密封に使う砂が足りなくて買いに行くハプニングもありましたが、無事にクドサシ終了。作業に参加してくださった皆様、見学に来てくださった皆様、ありがとうございました。炭の取り出しは3/9の予定です。